Xbee APIモードの使い方 その2〜リモートコンフィグレーション〜


その1APIモードの設定ができたなら、本当にAPIモードに設定できているのかを確かめてみましょう。
確認にはXCTUに標準で搭載されているリモートコンフィグレーション機能を使用します。
それではその1で設定したXbeeの親・子機の準備をします。

写真のように親機はUSB経由でPCに繋ぎ、子機は独立した電源によって動作させている状態にします。
この状態でXCTUを起動し、PCSettingsタブの『Enable API』のチェックを入れてからModemConfigurationタブをクリックします。



そして非常に判りづらい場所にありますが、上部にある『Remote Configuration』をクリックします。



すると別ウィンドウが開きます。



ここで『Open Com Port』をクリックしてポートを開きます。
それから『Discover』をクリックすることにより、近くにあるPANIDが同一のAPIモードのXbeeを探索します。
Xbeeが発見されると一覧に表示されます。



一覧から設定したいXbeeをクリックし、選択状態にします。



その状態で元のXCTUの画面に戻り、『Read』をクリックします。
すると、AdressingのSLを値を見たら分かる通り、PCに接続したXbeeではなく選択したXbeeのアドレスになっています。
このまま各パラメータを設定し、『Write』をクリックすることによりリモートでXbeeの設定を行うことができます。



次のエントリでは、実際にAPIモードでパケットを送信します。