Rubyで作るtwitterbot入門  〜後編〜


前編で作成したtwitterbotのプログラムを実際にbotとして運用します。
今回のtwitterbotでは今ある環境で手軽にbotが作れることを目標にしています。 悪く言えば 手 抜 き 。  
なのでbotの運用にはwindows付属のタスクスケジューラを使用します。


アクセサリ → システムツール内のタスクスケジューラを開きます。
開いたら「操作」から「タスクの作成」を選択。

こんなウィンドウが開きます。
名前は好きにしてよいです。ここではtwitterbotとします。
セキュリティオプションは各自好きなように設定してください。
特に変更点がなければいじらなくて良いです。


次に「トリガー」タブをクリックし、下方にある「新規」をクリックします。

するとこのような新しいウィンドウが開きます。
「タスクの開始」をスタートアップ時にし、繰り返し間隔にチェックを入れます。
ここでbotのpostの間隔を決めることができます。1時間か30分くらいが妥当でしょう。
「継続時間」は無期限とします。これでPCの電源が入っている間はずっとbotを動かすことが可能です。
最後にOKをクリックします。


次に「操作」タブをクリックし、下方にある「新規」をクリックします。

このような新しいウィンドウが開きます。
「操作」ではプログラムの開始を選択します。
次にプログラム/スクリプトrubyw.exeが存在する場所を指定します。
私の場合は C:\Program Files (x86)\ruby-1.8\bin\rubyw.exe なので
"C:\Program Files (x86)\ruby-1.8\bin\rubyw.exe"
と記述します。
「引数の追加」は前編で作成したmain.rbの場所を指定します。
例えばCドライブのsrcというフォルダ内にmain.rbが保存されている場合は、
C:\src\main.rb
と記述します。
「開始」はmain.rbが保存されているフォルダを指定します。
つまり先ほどの例だと、
C:\src
となります。


残りの「条件」タブや「設定」タブは特にいじる必要はありません。いじりたい人はいじってください。
すべての設定が終わったらOKをクリックしてください。
これでtwitterbotの「決まった時間毎にpostする」というタスクが作成されました。
自分の指定した時間毎にpostされていたらtwitterbotは完成です!